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●八王子城跡

八王子城は、関東地方で活躍していた北条氏照によって築城されました。

攻めにくく守りやすい城を目指し、

「八王子権現」を守り神とし,壮大な城郭を構想していたようです。

築城時期は明らかではありませんが、

1584年(天正12年)から1587年(天正15年)の間と考えられています。

石垣を多用した姿は、山城としては珍しい特徴です。

残念なことに、1590年(天正18年)に前田利家・上杉景勝軍に攻められ、

わずか1日で落城したと伝えられています。

八王子城跡

「日本100名城」が平成18年2月に日本城郭協会により選定され、

全国の城が対象の中、都内では江戸城と八王子城が認定されました。

戦国時代の山城としての状態が良く残っていることから選ばれました。

現在、城主北条氏照の居住跡であった御主殿跡、古道、虎口などが整備され、

往時を偲ぶ姿が復元されています。

八王子城跡

古道は、戦国時代に御主殿に入る道として使われていました。

八王子城跡

曳橋側からの古道を見る。

八王子城跡

曳橋は古道から御主殿に渡るために城山川に架けられた橋です。

現在の橋は、当時の道筋を再現して、現在の技術で作ったものです。

当時の雰囲気を考えています。

八王子城跡

曳橋の入り口です。

八王子城跡

虎口とは城の入り口のことです。

石垣や石畳は当時のものをそのまま利用して、

出来るだけ忠実に復元しています。

八王子城跡

御主殿入り口の冠木門(かぶきもん)です。

八王子城跡

冠木門からみた御主殿跡です。

落城後、八王子は徳川の直轄領になり、その後は国有林であったため、

落城当時のままの状態で保たれていました。

発掘調査では、礎石を多く使った建物や水路の跡が発見され、

また多くの出土品も見つかりました。

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